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支援・顕彰

日本自然保護協会(NACS-J)は、自然保護のために、各地で活躍してきた個人や団体の活動やその成果を顕彰することで、日本の自然保護全体の機運醸成に携わってきました。

その一つが、PNファンドと呼ばれる事業です。PNは「プロ・ナトゥーラ」の略で、ラテン語で“自然のために”という意味です。自然保護の現状を憂慮し、少しでもその進展に寄与したいというある篤志家の思いからこの事業は始まりました。(財)自然保護助成基金が助成資金を受け持ち、NACS-Jが助成事務を担当する、両財団の共同事業として1990年から2012年3月まで実施されてきました。

また、2001年、NACS-J創立50周年の記念に、研究と保護活動を両立させている人物・グループを応援したいと「沼田眞賞」の授与を始めました。この顕彰事業は、2014年に、日本自然保護大賞として発展させ、保護実践部門、教育普及部門、子ども・学生部門、審査員特別賞として沼田眞賞を毎年授与し、より多様な層による自然保護活動を発掘し、応援をしています。

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