「エコツーリズム推進会議」がスタートしました
環境省はエコツーリズムを一層具体的に推進し、全国への普及・定着を目指して「エコツーリズム推進会議」を2003年11月12日にスタートさせました。
推進会議は、環境大臣を議長とし、業界・地方自治体・有識者・関係行政機関が委員に選ばれており、NACS-Jからは推進会議委員として金田平理事が、同会議・幹事会委員として吉田正人常務理事が選ばれ、参加しています。 国連が国際エコツーリズム年と定めた2002年には、ケベック(カナダ)で世界エコツーリズムサミットが開催されました。わが国でもマスツーリズムへの批判が高まるなか、各地でエコツーリズムの試行があります。エコツーリズムは政府の観光立国行動計画(2003年7月)の中にも位置づけられており、今回の会議開催に至りました。 推進会議では、来年6月にエコツーリズム推進方針の決定をめざしています。NACS-Jでは、わが国のエコツーリズムが、自然環境の保全、環境教育に役立つものになるよう、働きかけていきたいと考えています。 (金田 平・NACS-J理事) ■NACS-Jでは、1994年に資料集『NACS-Jエコツーリズム・ガイドライン』を発表しました。本資料集は、ご好評により完売しているため、「エコツーリズム推進会議」スタートにあたり、一部をWEB上に再掲しました。あわせてご覧ください。 |