【シンポジウム】「自然を活かした防災減災を考える」を開催します(2/28・東京)
シンポジウム『自然を活かした防災減災を考える』
沿岸の自然のしくみを理解し、自然のちからで明日をひらく
東日本大震災以来、沿岸に大規模な人工構造物を設置しての防災減災がすすみつつあります。
気候変動で自然災害の規模拡大・頻発化も懸念され、より人工構造物に頼ろうとする流れがあります。
しかし、今こそ自然のしくみを理解し、防災減災に自然のちからを活かす方法を考える必要があるのではないでしょうか。シンポジウムでは、とくに沿岸に着目し、自然を活かした防災減災を考えます。
【開催要項】
>>>ちらしPDF
*当日参加も受け付けますが、資料等の準備のため、事前申し込みにご協力ください。
プログラム
- ■災害とはなにか~『防災』ではなく『縮災をめざす』~
河田惠昭(阪神淡路大震災記念 人と防災未来センター長/中央防災会議・東日本大震災地震津波対策専門調査会座長) - ■日本の自然と地形の多様さの意味すること 中井達郎(国士舘大学非常勤講師)
- ■海辺のくらしと自然とのつきあいかた 保屋野初子(都留文科大学社会学科非常勤講師)
- ■自然を活かした防災減災と沿岸管理の課題 清野聡子(九州大学大学院准教授)
- ■パネルディスカッション コーディネイター:吉田正人(筑波大学大学院教授・IUCN日本委員会会長)
パネリスト:向井 宏、中井達郎、保屋野初子、清野聡子
この事業は経団連自然保護基金の助成により実施します。
※日本自然保護協会の会報『自然保護』2016年3・4月号では「自然災害とどう付き合うか」と題して、自然を活かした防災・減災を考える特集企画を組みました。
東北の被災地では、「国土強靭化」という謳い文句の下、巨大防潮堤建設が着々と進んでいます。
現地の様子や、日本自然保護協会が考える地域の防災・減災のあり方をまとめています。
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