欧州CBDレポ4 生物多様性条約保護地域作業部会 in イタリア
2月11日(月)
今日から、生物多様性条約保護地域作業部会(保護地域WG)が始まります。COP10にも続くこの会議は1週間、ここローマにあるFAO(国連食料農業機関)本部で行われます。
生物多様性条約(CBD)のなかでも、重要なテーマの一つといわれているのが「保護地域」です。いうまでもなく、自然を守る代表的な手法の一つですが、CBDでは、2004年に開催されたCBD/COP7で、保護地域に関する世界目標や各国で行動すべきことを定めた「保護地域作業プログラム」が作られました。
保護地域WGの課題の一つがこの作業プログラムの進捗状況を確認することです。
この進捗状況を考慮した上で新しいプログラムの作成が、CBD/COP10(名古屋)で行われることになっています。
COP10にむけた動きは、COP9の前から既に始まっているのです。
まさしくAll roads lead to COP10!といったところでしょうか。
ローマのコロッセウム
(保全研究部 道家)