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COP10 20日 海洋コンタクトグループとカウントダウン2010クロージングセレモニー

2010.10.20
活動報告
 
海洋分野の議論は初日に1時間早く始めた割には昨日も持ち時間いっぱいいっぱいの議論となり、今日20日からはコンタクトグループ(本会議場外)での議論となりました。
終わったのは22:10でしたが、資金メカニズムやABSのコンタクトグループの方たちもまだ議論していたようです。
 
海洋の議論は、本来は合意に向かうはずなのですが、なぜかいろんなところで止まってしまいました(precaution approachと precaution principle(予防原則)のどちらが良いか、とかas appropriate(適切に)という一言を入れるかどうか)。
 
そのうちブラジルの代表が「そもそもCBDで海の保全はできないのでは」という(言ってはいけない)ことを言ってしまったため議論は前進するどころか後退。解決どころか議題が増えてしまって大変という感じです。注目分野だけに今後どうなることか。
 
明日以降どのように議論を継続していくのかは議長の判断待ちとなります。
 
(安部真理子/保護プロジェクト部)
 
 
2010年10月20日。10と20が続く日ということで(?)、今日はIUCNが事務局をつとめる「カウントダウン2010」のクロージングセレモニーが行われました。
 
 
カウントダウン2010クロージング ▲カウントダウン2010クロージング

   

カウントダウン2010は、2006年にIUCNが立ち上げたプロジェクトで、2002年に採択された「2010年目標」を忘れさせないという思いから、目標達成を約束した団体が署名し参加するというキャンペーンで、NGO470、自治体390に加え、ビジネス、研究機関、国など1100の組織が入る大きなネットワークとなりました。

日本自然保護協会も、IUCN加盟団体としては日本初のカウントダウン2010パートナー団体となっています。

 

クロージングセレモニーには、IUCNの親善大使のイルカさんがカウントダウン2010大賞のプレゼンテータとして参加。カウントダウン2010大賞は、コロンビアのコラリーナという行政組織で、地域住民との協議をベースに、海洋保護区の設立を行いました。管理計画も打ち立て、現在は世界自然遺産の候補地にまでなるなど、オリジナリティーや波及効果なども勘案して選ばれました。

第1作業部会は、気候変動や森林をテーマに、第2作業部会はクリアリングハウスメカニズムや科学協力、「コミュニケーション、教育、普及啓発(CEPA)」、さらには南南協力や自治体と生物多様性(都市と生物多様性の行動計画が検討されている)などのテーマが検討されました。第2作業部会の方がスムーズに検討が進んでいる状況です。

「コミュニケーション、教育、普及啓発」ではCBD市民ネットの普及啓発部会の川廷さんが、NGOとして発言し、「各締約国が、それぞれの国ごとにCEPAのコンセプトを確立し、明確な行動計画を策定すること」「次回COP11に各国がCEPAコンセプトを持ちより、2020年までに目標を達成できるように協力しあうこと」「CEPAをCOP10の報告の中で、重要な戦略として重要性を強調すること」などを求めました。

朝のプレスリリースから、夜のイベント・レセプションまでばたばたと仕事があり、途中1時間くらいソファーで仮眠をとったりするなど、疲れがピークにあります。 

 

(道家哲平/保全研究部)

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