地域の価値を再認識するためのホタル調査観察会を開催しました!
1月14日は、モニ1000里地調査のコアサイトのある沖縄県西表島に出張に行きました。
ここでは2008年から西表島エコツーリズム協会など地元の方々と調査を実施しており、今年からは、集落の一般の住民自身が主役となって、ホタルを指標としたモニタリング調査を初めてみようということになりました。
あいにく当日はバケツをひっくり返したような大雨でしたが、地元集落の方々やエコツアーのガイドさんなど15名ほどが参加され、講師の大場信義先生の案内でたくさんのホタルを観察することができました。最後にはホタルの見られた場所を1枚の地図にまとめ、ホタルの好きな環境や、ホタルを守るために出来そうなことを皆で発表し合いました。
参加した子ども達やお母さんにとても感動してもらうことができ、改めて地域の生物多様性の素晴らしさと大切さに気付いてもらう機会とすることができました。今後も継続的に働きかけることで、日々の生物多様性への意識や暮らし方・街づくりのあり方も変わってくれると期待しています。
(高川晋一/保全研究部)