『山と渓谷』、2011年仰天ニュースのトップは、 「南アルプスを貫く リニア新幹線整備計画」
広報・編集部の志村です。
現在発売中の『山と渓谷』2012年1月号(発行:山と渓谷社)の特集「いま知っておきたい山の最新事情—2011年仰天ニュース」のトップは、「南アルプスを貫く リニア新幹線整備計画」でした。
「震災に原発被害、超円高など、まさに激動の2011年。そのなかでメジャーニュースではあまり注目されなかった日本や世界で起きた山岳界の事件・騒動を振り返る。」というこのコーナーで、NACS-J保護プロジェクト部の辻村が、この話題の解説をしています。
計画されているリニアのルートのうち、南アルプスの悪沢岳と塩見岳の間をほぼ直線に貫くトンネルが建設される予定です。
トンネルは、山の地表から最大約1400mの地下に、最長約20㎞のものが複数連なるのです。
現在、環境アセスメントの手続きに入った段階です。会報『自然保護』などでもご紹介してきた、現状で想定されるリニア計画の問題点を山好きの読者向けに解説しています。
本屋さんで、ぜひ探してみてください。
『山と渓谷』最新号のもくじはこちら。