泡瀬干潟のサンゴ調査を行いました。
保護プロジェクト部の安部です。
泡瀬干潟の西防波堤のヒメマツミドリイシ群集の調査を行いました。
現在までの埋め立て工事の影響で死滅してしまったサンゴも多く見られますが、それでも残ったヒメマツミドリイシ(サンゴの仲間)をはじめとして海の生きものたちは生き生きとしていました。
チョウチョウウオ等の幼魚も多く記録されました。
この海域の工事は3月末、つまり今月をもっていったん終わります。
トカゲハゼの産卵期に入るので配慮のため7月末まで工事は中止され、また8月から再開されます。
直前までどんどん土砂を投入しておいて、一体、何が配慮なのかと、「配慮」という言葉の定義を問い正したくなります。
このまま工事が中止されれば海の生きものたちもまた元気になるので、このままの干潟をぜひ残して欲しいです。
(←サンゴの枝の間に隠れていたタコ。)
(←この時期に限定し発生するカゴメノリに覆われているヒメマツミドリイシ)
(←調査の様子)
(←泡瀬干潟を守る連絡会の前川さん(左)と屋良さん(右))
(←海上におかれた土砂投入を行う大型機械)