鳥取で自然観察指導員の方が準絶滅危惧種のコオイムシを確認されました。
こんにちは。編集室の鶴田です。
今日は、鳥取県日吉津村の自然観察会で、準絶滅危惧種のコオイムシが日野川で見つかったというニュースが届きました。
【朝日新聞】日野川に希少水生昆虫 http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205280003
コオイムシは水中にすむカメムシの仲間で、かつては日本の平野の田んぼや池など浅い水辺でどこでも見られた種ですが、近年は餌となる小さな魚やオタマジャクシ、貝、昆虫などの水生生物の減少で、急激に数を減らしています。
日吉津村の観察会は、NACS-Jの自然観察指導員、桐生真希さんが指導にあたり、コオイムシと確認したそうです。日野川にもコオイムシがくらせる環境が戻ってきたことが伺えます。
自然観察指導員は、全国各地で地域の方々に自然の大切さ楽しさを伝え、自然を守る仲間をつくるボランティアリーダーです。桐生さんのように、仲間とともに自然観察会で貴重な地域の自然の価値を伝える活動をされている方々がたくさん活躍しています。
NACS-Jは今年も各地で自然観察指導員講習会を開催しています。まもなく6/1(金)からは、秋田県:7/27(金)~29日(日)の講習会申し込みが始まります。9月以降、山梨、兵庫、神奈川、山口、埼玉、千葉、群馬での開催があります。講習会は18才以上のどなたでも受講できます。お近くの開催予定、申し込み受付期間をぜひ一度ご覧ください。
2012年度自然観察指導員講習会日程・参加費一覧はこちら。あなたのご参加をお待ちしています。