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沖縄県民や県の環境影響評価審査会と意見交換しなかった辺野古「環境影響評価に関する有識者研究会」

2012.06.20
活動報告
icon_abe.jpg保護プロジェクト部の安部です。
6月13日にNACS-Jが県民の意見を聞くよう要望書を出した
「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価に関する有識者研究会」の
現地視察に対し、国家議員を通じて防衛省より以下の回答が返ってきました。
 
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本研究会は、沖縄県知事からの意見を勘案して行われる普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価の補正に関して、防衛大臣が自然環境及び生活環境の分野の専門家である有識者から、科学的・専門的な助言を得ることを目的として開催しており、本研究会の構成員が「沖縄県環境影響評価審査会」及び「沖縄県民等」と意見交換を行うことは考えていない。
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考えていないのならば今からでも考えて欲しいと言いたくなるような回答ですが、
15日に行われた現地視察では、残念ながら、要望は聞き届けられず、
市民との対話が無いままの視察に終わったそうです。
その様子は動画にて琉球朝日放送にて放送されています。
 
●環境アセス有識者研究会 海から辺野古視察
http://www.qab.co.jp/news/2012061536118.html
 
 
沖縄では環境アセスメントの方法書に記されていなかった戦闘機オスプレイが
広範囲にわたり配備されると発表されるなど、住民の頭越しに決められたことが多くあります。
その発表の直後にアメリカでのオスプレイ墜落事故が報道され、
先週の新聞の1面を見るだけでもめまぐるしく状況が変わっていることがわかります。

沖縄新聞記事

←写真:先週の沖縄の新聞
環境アセスメントでは、調査および影響予測、評価が科学的に行われること、
住民等の意見が民主的に聴取され反映されることが根幹です。
 

平和市民連絡会会合

←写真:平和市民連絡会会合
NACS-Jは沖縄・生物多様性市民ネットワーク、沖縄ジュゴンアセス監視団、平和市民連絡会など、地元の団体と協力しながら、引き続き市民の声が届けられるよう要望していきます。

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