千葉ニュータウンに残る「そうふけっぱら」の保全を求めて、 印西市長に要望書を手渡してきました。
こんにちは、保護プロジェクト部の志村です。
「そうふけっぱら」とは「草深原」。千葉県印西市には昔から広い原っぱがあり、「そうふけっぱらのきつね」という民話も伝わっています。
8月9日、NACS-Jは地元の「亀成川を愛する会」とともに、この原っぱの保全を求める要望書を、先月就任したばかりの板倉市長に手渡してきました。
板倉市長は、「自分も子供のころは里やまで駆け回った。守るべきところはきちんと守っていきたい」と力強く応えてくださいました。
市の都市計画課、環境保全課のみなさんも同席され、NACS-Jの説明に真摯に耳を傾けてくださいました。
かつて日本各地でみられた原っぱですが、茅葺や燃料として利用されなくなり、過去半世紀で全国から姿を消しています。
「全国都市・住みよさランキング2012年版」で、総合1位になった印西市には、ニュータウン開発予定地などに広々とした原っぱが残っており、この原っぱは、これからの町づくりにとって、貴重な資源、財産になるはず。
「亀成川を愛する会」では、原っぱを多くの方に知っていただく催しも企画しています。
詳細が決まりましたらご案内しますので、ぜひみなさんも「そうふけっぱら」にお越しください。
◆これまでの関連日誌
千葉県知事・企業庁あてに亀成川源流部の保全について要望書を提出しました。
https://www.nacsj.or.jp/diary2/2012/07/post-246.html
事務局日誌:千葉ニュータウン21住区(印西市)を
全国草地再生ネットワークの皆さんが視察されました
https://www.nacsj.or.jp/diary2/2012/07/21.html
原っぱを活かしたまちづくりを考えるシンポジウムを開催しました!
https://www.nacsj.or.jp/diary2/2012/06/post-230.html
「そうふけっぱらのきつね」(印西市に伝わる民話です)亀成川を愛する会のブログ
http://blog.livedoor.jp/kamenarigawa/archives/1743792.html