熊本県の南阿蘇村、大津町に計画された立野ダム建設事業の検証について、スタッフのコメントが報道されました。
広報・編集部の鶴田です。
熊本県の南阿蘇村、大津町に計画された立野ダム建設事業は、
国土交通省のダム事業の検証対象です。
この立野ダム事業について、ダムを建設した場合、希少な動植物42種類が消失するか、
生育環境に変化を及ぼす可能性があることが、九州地方整備局の調査で分かりました。
しかし、九州地方整備局の事業評価監視委員会は「建設は妥当」との判断を示しています。
この調査結果について、保護プロジェクト部の志村のコメントが掲載されました。
志村コメント
「(予定地で)それだけの動植物が消失すれば、その生命に支えられた周囲の生態系にも
影響が出る。失うものは大きく、生息地を奪わずにすむ方法を考えるべきだ」
●読売新聞「立野ダム建設の場合、希少動植物42種に影響の恐れ」