沖縄防衛局に、沖縄・生物多様性市民ネットワークの方々と意見書を提出し、問題点を指摘してきました。
保護プロジェクト部の安部です。
沖縄県辺野古に計画されている普天間飛行場代替施設建設事業(以下、本事業)評価書に対する意見として、
豊かな生物多様性に大きな影響を及ぼし、環境保全上問題があるという指摘をまとめ、
2月12日昨日、防衛省、沖縄防衛局、環境省、沖縄県に意見書を提出しました。
●「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書(補正後)」への意見
今回は沖縄・生物多様性市民ネットワーク(以下、沖縄BD)のメンバー(吉川秀樹さん、河村雅美さん、浦島悦子さん、牧志治さん、棚原盛秀さん)と一緒に、嘉手納にある沖縄防衛局に行き、直接提出しました。
沖縄BDとNACS-Jのそれぞれから意見書と理由書の内容を説明し、また関連事項について質問に答えていただきました。
▲沖縄防衛局職員に意見書を提出しています。
今回は基地対策課と調達課の職員2名ずつ対応に来られました。
また今日の要請行動には、
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団、沖縄環境ネットワーク、沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会、ヘリ基地反対協議会、ヘリ基地いらない二見以北十区の会、ジュゴン保護キャンペーンセンター、ジュゴンネットワーク沖縄、JUCON(沖縄のための日米市民ネットワーク)、 北限のジュゴン調査チーム・ザン、公益財団法人 世界自然保護基金ジャパンの10団体にも応援いただきました。
しかしながら、今回、沖縄防衛局から得られた回答は満足できるものではありませんでした。
非常に残念です。
▲沖縄防衛局前で会った県民ネットの議員のみなさんと一緒に。