春に出会おう「春分の日 全国一斉自然かんさつ会」:石神井公園で行われた、フィオーレ自然観察会に参加してきました!
教育普及部の幸地です。
春に出会おう「春分の日 全国一斉自然かんさつ会」、本日3月16日(土)、
東京都練馬区の石神井公園で行われた、フィオーレ自然観察会に参加してきました!
よく晴れて風も弱い、絶好の観察会日和となった今日は、NACS-Jから幸地が行ってきました。
今日の観察会が一斉観察会の口火を切り、この後全国各地でぞくぞくと観察会が続きます。
参加者は20名ほど、リーダーは7名ほどで、1班3~6名での観察会でした。
幸地は川上さんの班に入り、出発です!
歩き始める前に、今日の空の色をみんなに見てもらう川上さん。
「そらいろってあると思いますか?」とワクワクしている参加者に聞いてきました。
青色、今日の空みたいな色、目に見えてるこの色…
参加者が口々に言ったあとで、見せてくれたのは日本の伝統色でした。
そこにはばっちり空色があり、昔からの美意識に自然が深く関わっていることを感じてから、
移動開始です。
▲トウダイグサ
オオイヌノフグリの青や、シダレヤナギの柳色
(今の時期の柳は、よく観察すると柳色とはちょっと違う!)をみて、
他にもたくさんの芽吹きを観察しました。スプリングエフェメラルや、
もう咲き始めたサクラ、それからたくさんのツクシやフキ、セリなども見つけ、
食べられるものやよく知っている植物の違う姿に参加者は大興奮。
池の中で暮らしているミジンコ(抱卵中!)やマツモムシを観察する機会もあり、
陸上だけでなく水中にも春がきていることが観察できました。
日差しも穏やかで、とても春らしい素敵な観察会でした。
全体集合後、各班でみつけた春を共有して、楽しかった観察会は終了となりました。
募金キャンペーンにご協力いただけるとのことでしたので、参加者の皆さんに
ご寄付をお願いしたところ、なんと全員からご寄付をいただけました。
この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
▲ニリンソウ
この後も、全国各地で素敵な春の観察会が目白押しです!
ぜひ、お休みの日には近くの観察会へご参加くださいね。
▲観察会スタッフの皆さん