海の中から道が現れる。
保護プロジェクト部の安部です。
前回お伝えした、「4月13日に「~沖縄の美(ちゅ)ら浜をいつまでも~」開催しました。(1)」の報告なかに、天童よしみの「珍島物語」という歌について触れました。
この歌では、潮が引くと海の中から島と島をつなぐ道が現れると歌っています。
2週間前も潮が引き、水深が浅くなる大潮の日だったのですが、また大潮の日が来ました。
島と島がつながって人間が渡れるようになったり、島と島の間が海になってしまって渡れなかったり、自然現象は面白いですね。
※月齢カレンダーで潮や月の状態を調べることが出来ます。
下の2枚の写真は、嘉陽海岸の京(離れ小島)を今年4月12日(大潮)と昨年10月22日とに撮影した写真です。
アングルが違いますが、季節が異なると水深が変わり、「今の潮ならば島に渡れる」、ということを見ていただけますでしょうか?
大潮は毎月2回ずつあるのですが、昼間に最も潮がひくのが春の時期です。
▲2013年4月12日撮影
▲2012年10月22日撮影
さて、NACS-Jが重点を置き活動している辺野古の海のことについて以下のような新聞記事が琉球新報に掲載されました。
陸上に顔を出しているサンゴの写真があるので、ぜひ下記リンク先をご覧ください。
●潮干狩り日和、辺野古の海に 住民「なぜ埋め立て」(琉球新聞より)
いつまでの辺野古の人たちが、潮干狩りや釣りを楽しみ海の恵みを受けることができるように、みなさまにご協力をお願いしたいことがあります。
辺野古のサンゴ礁を守るために、埋め立て申請に対しての意見ハガキを出していただきたいのです。
詳しくは、「沖縄・辺野古のサンゴ礁を守るため 意見を送ろう!」をご覧ください。
※まだ告示・縦覧の時期は現段階では未定ですので、書き上げた方はNACS-Jにお送りくださるとうれしいです。NACS-Jで責任を持ち、縦覧日に提出します。