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インターン生がお伝えする「カメさがしを楽しむポイント(4)」

2013.08.09
解説
皆さんはじめまして!
 
インターン生4人目は首都大学東京3年ECO-TOPインターンシップ生の青木美岬がお届け致します。今回僕が皆さんにお話しするのは、カメを探すときに気になる、季節(四季)や時間帯の関係性について。
 
第1回目2回目のおもしろカメ話にも挙げられているように、カメは日向ぼっこをすることも大切な仕事です。だから、私たちがカメをさがすタイミングは、太陽が出ているお昼ですね。でも、沖縄では流石のカメも暑くて日向ぼっこをしていられない! 
 
だから、沖縄でカメを探したいなら、明け方や夕暮れが狙い目!
 
次に、春夏秋冬、季節によってもカメの行動は違います。
春はカメが冬眠から起きてくる季節。川や池の浮島などで日向ぼっこをはじめるのはこのシーズンですね。
 
産卵が見たいなら6月~7月の初夏がおすすめ!日中はあまり見られないから明け方がねらいかな?見ることができた人はラッキー。
でも、頑張って穴を掘ったり卵を産んだりしているから、邪魔はしないようにね。
 

0809omoshirokamehanashi.jpg
▲カメの産卵巣。池や川の土手などに産卵します。(矢部隆さん撮影)
 
秋は長い眠りにつく前の大切な期間です。水辺や陸域に出ていられるのもあと少し。一年でカメを見られるラストチャンス!
 
冬は川や池、沼の底で静かにお休みしています。起こさないであげて……。
 
双眼鏡も使えて、居る場所も見れる時間も把握している君たちは「カメ博士」まであと一歩。実際にカメを求めて、冒険を始めよう!!!
 
自然しらべのマニュアルダウンロードはこちら
https://www.nacsj.or.jp/project/ss2013/pdf/manual.pdf

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