生物多様性COP12の準備会合に参加中です。
保護・研究部の道家です。
カナダのモントリオールに来て、SBSTTA17(日本名称:第17回科学技術助言補助機関会合 ※サブスタと呼びます)という生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)の準備会合に参加しています。
15日の本会議では各国の森林保全や保護地域、重要海域についての発表が行われています。
ブラジルでは衛星写真で、森林の有無だけではなく、さらに土地利用の変化状況を把握する仕組みが構築され、高解像度写真をリモートセンシングセンターが2日以内に分析して、法執行部局に2日以内に通知し、3000人の警察官とヘリコプターが、違法伐採や持ち出しを止めるために、道路を閉鎖できる権限も持っている(多分森林地域が相当広いから)などの事例や、保護地域では、130の優先地域の取り組みや、民間による保護地域、海洋保護地域(浅海域だけでなく、100m深度のところもカバーする)の事例が発表されています。
詳細レポートは、生物多様性わかものネットワークの村西さんとともに、にじゅうまるプロジェクトのブログで紹介中です。