うれしいニュースが2つあります♪
保護・研究部の安部です。
1つ目はNACS-Jもよく利用させていただいている沖縄・泡瀬干潟の博物館カフェ「ウミエラ館」が、今年、『生物多様性アクション大賞2013の審査委員賞』に選ばれました。
★審査結果はこちらに:
泡瀬干潟博物館カフェ「ウミエラ館」は生物多様性を食べて!見て!守る設備がある場所です。ドアを開けると、四方を見渡すことの出来る窓から泡瀬干潟の様子を一望できます。
バードウォッチングができるようプロミナーや双眼鏡も置いてあります。
壁には泡瀬干潟に生息する生き物たちの生き生きとした写真、館内中央には貝殻などの展示物があります。これらを見ながら、泡瀬干潟で採れた貝のパスタやアーサの汁をいただくことが出来ます。
▲ウミエラ館で提供している泡瀬干潟で採れた貝のパスタとアーサ汁
▲泡瀬干潟で貝を採る様子(写真:小橋川共男)
沖縄に足を運ぶことがありましたらぜひみなさまもお寄りください。
★ウミエラ館(http;//umierakan.ti-da.net)
★沖縄の週刊レキオぐるぐるグルメのコーナーからメニューをご覧いただけます
ちなみに「ウミエラ」とは、ソフトコーラル(サンゴ)の仲間です。
▲ウミエラの写真(撮影:小橋川共男)
2つ目は、本日(11/5)開催された参議院国土交通委員会にて国会議員により東北の防潮堤の質問がされたことです。この質問をするにあたりNACS-J会報特集(7/8号)を参照いただきました。
(右写真:9月1日に開催した、防潮堤問題を考えるためのイベント「防潮堤まつりin東京 東日本大震災と防潮堤計画『未来の海辺になにを残すか』」では、計画されている防潮堤の高さを表すため、モンベル品川店で表現した。
下写真は、防潮堤の幅を実感するため断面図で赤ラインで表した)
●会報2013年7・8月号(No.534) 特集:「このままでいいのか!? 防潮堤計画」
の一部の記事は以下からご覧いただけます。
答弁の様子は動画でご覧いただけます。以下のサイトから「国土交通委員会」を選び、「和田政宗さん」をお選びください。元はNHKのアナウンサーだった和田さんは宮城県ご出身で、アナウンサー時代も誰よりも多く被災地に通ったそうです。
心からご心配の様子が伝わってくる答弁です。
●参議院 審議中継
泡瀬干潟も東北も苦しい時期が続いていますが、このように少しずつでも良いことがあればと思い活動しています。