「緑のシンポジウム」で都市と生物多様性についての講演をいたしました。
引き続き広報・編集部の岩橋です。
昨日、当会理事長の亀山章と保護・研究部国際担当主任の道家哲平が
「緑のシンポジウム」(主催:三井住友海上火災保険株式会社)に登壇しました。
生物多様性に配慮したまちづくりを、生きもの目線で考えていくことを目的に開かれた
今回のシンポジウムには、定員を超える200名以上の方が参加され、
多くの方の関心の高さを感じました。
亀山からは、「いきものにも優しい緑をもっとつくろう」というテーマで、
生物多様性に配慮したまちづくりのコツや皇居とその周辺の緑をつなぐ
東京セントラルパーク構想のお話をさせていただきました。
道家からは、世界的な視点から「都市と生物多様性」のお話しをさせていただき、
世界的にも企業をはじめとする民間の所有する土地の管理が生物多様性にとっても
重要であるとの認識が高まりつつあるとの紹介とともに、
日本自然保護協会が中心となって日本にも「民間保護地域」というプログラムを
導入していこうとしていることを報告しました。
シンポジウムの最後には、亀山、道家をはじめ、登壇者の方々より、
東京で開催されるオリンピックに負けないように2020年に向けて生物多様性の取り組みを
もっと自分ごと化そし、主流化していこうという強いメッセージが発信され幕を閉じました。
日本自然保護協会が発信している「いきものに優しいまちづくり」や「国際的な動向」、
「民間保護地域」にご興味のある方はお気軽に下記までお問合せください。
担当: 道家・岩橋 TEL:03-3553-4101
kikaku@nacsj.or.jp (@マークを半角にしてお送りください)