種の保存法に指定すべき国内希少野生動植物種の提案募集中(11/28〆切) ~あなたの提案が採択される! 提案書の書き方を解説します~
保護・研究部の藤田です。
絶滅危惧種を保全するため「種の保存法」で指定する国内希少野生動植物種を国民から提案できる画期的な取り組みが始まっています。
この提案制度は、昨年度の同法改正の際にNACS-JをはじめとしたNGOの提案・働きかけによって、「2020年までに300種新規指定」などの目標とともに実現したもの。
皆さんが守りたいと思っている絶滅危惧種を、「種の保存法」に指定する国内希少野生動植物種に皆さん自身から提案ができ、保全活動に参加するチャンスでもあります。
そこで、NACS-Jが考える「提案制度の意義と役割」と、「提案書の書き方のポイント」をまとめました。
大切に思っている絶滅危惧種を守りたい!と思っている方は、ぜひ今回の提案制度を活用してください。日本の絶滅危惧種を守るための提案を出して、皆で保全を進めましょう。
この提案の締め切りは、今月28日(※)となっていますので、保全をすべき種の情報をお持ちの方は是非、環境省へ提案してみて下さい。
(※)種指定の提案は常時受付けられていますが、来年度の指定の検討の対象にするためには11月28日までに環境省に提出する必要があります。
写真:奄美大島に分布するコゴメキノエラン
「国内希少野生動植物種」に指定されています。しかし指定後も盗掘が行われ、保全体制の強化が必要な種でもあります。