第1回綾ユネスコエコパーク地域連携協議会に出席してきました。
自然保護部の朱宮です。
4月10日、宮崎県綾町で第1回綾ユネスコエコパーク(BR)地域連携協議会が開催されました。
この協議会は、核心地域と緩衝地域の保全管理を進める綾の照葉樹林プロジェクトと、移行地域の保全管理を進める綾町ユネスコエコパーク(BR)運営会議、そして学識経験者からなる綾ユネスコエコパーク(BR)専門委員会のメンバーが年に1回集まりそれぞれの活動の情報共有を行う場として設置されました。
メンバーは20名程度で、綾の照葉樹林プロジェクトの5者(九州森林管理局、宮崎県、(一社)てるはの森の会、NACS-J、綾町(企画財政、産業観光、建設課、農林振興、教育委員会、ユネスコエコパーク推進室)と大学の教授が参加しました。
最初の協議会ということもあり、今回は設立の経緯や目的、規約の確認を行うことが主な内容でした。綾町ユネスコエコパーク推進室が、庁内の横断的な取り組みとするために苦労をしてこれだけの体制作りを進めてきたことは非常に高く評価できます。3つの会議を運営していくことは、それだけでもたいへんなことです。この体制が機能するかは、綾町の役場職員がユネスコエコパークの理念を理解し、日々の業務の中に反映できるかであると思います。
ユネスコエコパークを運営していく体制が整ったので、NACS-Jもその円滑な運営のための計画策定や職員研修など支援をしていきたいと考えています。