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只見町でユネスコエコパーク登録1周年記念に桧枝岐歌舞伎が公演されました。

2015.11.17
活動報告
icon_syumiya.jpg エコシステムマネジメント室の朱宮です。
 
11月14日~15日、福島県只見町で、ユネスコエコパーク登録1周年を記念して檜枝岐歌舞伎の公演と支援委員会が開催されました。
 
只見小学校で行われた千葉之家花駒座による檜枝岐歌舞伎公演には、町民の約1割にあたる300人が集まり、大盛況でした。檜枝岐歌舞伎は、福島県桧枝岐の奉納歌舞伎で、すべて桧枝岐の村の人が行っているもので、13年前にも只見で公演されたそうです。
通常は、語りの方は録音テープでの流す場合が多いそうですが、今回は特別にお呼びをして生の語りで三味線を聞きながら歌舞伎を楽しむことができました。年配の方がほとんどでしたが、ユネスコエコパー1周年記念イベントということで、町の人たちへのPRになったのではないでしょうか。
 

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▲桧枝岐歌舞伎の一場面
 
 
15日は、役場でユネスコエコパーク支援委員会が開催されました。
今年度施行予定の只見町野生生物保護条例と平成28年度事業計画について議論されました。
事業計画については、32もの事業が挙げらていましたが、相互の関連性やいつまで実施するものなのかわかりにくかったのでロードマップを作成すること、各事業の優先度、相互関係、人員、予算、達成目標、外部協力者、評価方法なども合わせて記載するよう提案してきました。
しかし、わずか4400人しかいない自治体でこれだけの事業に予算をつけて実施しようとしていることはとてもすごいことです。最近は、若いスタッフががんばっているとのこと。日本自然保護協会としても自然観察指導員講習会をはじめ人材教育の面で支援ができないか相談をしています。
 

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▲支援委員会の様子

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