熊本県の阿蘇カルデラの中で”熱い”自然観察指導員講習会を開催してきました!
市民活動推進室の小林です。
11月14日~15日に熊本県は阿蘇で自然観察会のリーダーである自然観察指導員の養成講座を開催しました。
今思い出してもまた当日に戻りたくなるほど、とっても実り多い2日間でした!
なんと会場は阿蘇カルデラの中!
草原が広がっていて、草を食む牛の姿も近くに見えて香りもする、魅力的な会場でした。
当日は43名の方に受講頂き、一緒に自然の見方や守り方を野外実習と講義で学びました。
初日は雨天でしたが、遠くを眺めながらスケッチをする時間には奇跡的に雨が止み、カルデラを観察し、自然を俯瞰して理解できました。
その後の森の中での野外実習は大雨に降られましたが、濡れるのを気にせず、一生懸命メモを取りつつ学んでいた受講生の方の眼差しが印象的です。
本講習会の受講条件は満18歳以上ですが、「小さい頃から憧れていて、18歳になるのを待って受講しました!」と念願叶ってお越し頂いた方や、ご家族が自然観察指導員として活躍しているのを見て育ち「自分も指導員になりたいと思った」という方など若い方々がいらっしゃったり、「定年してネイチャーガイドを任せられていて、今回しっかり学びたくて来ました!」というご年配の方がいらっしゃったりと、実際には本会には影響はないものの4キロ先で水蒸気をだす、阿蘇の中岳に負けないくらい熱意あふれる皆さんとの講習会になりました。
今回は「自然観察指導員熊本県連絡会」という熊本県地元の指導員団体と「ネイチャー佐賀」という佐賀県の指導員団体との共催で、指導員団体2団体との共催は珍しいですが、しっかりとタッグを組んでの開催ができました。
雨にも負けず、牛の香りにも惑わされず、最後まで意欲的に一緒に学んで頂いた皆さんの今後のご活躍を応援しております!