赤谷の森に設置されたほ乳類調査用のセンサーカメラの回収作業をしてきました。
エコシステムマネジメント室の朱宮です。
6月6日赤谷の森に設置されたほ乳類調査用のセンサーカメラの回収を行いました。前日のうちに猿ヶ京の仁田屋旅館に入り、翌日早朝から赤谷の森に設置された50個近いセンサーカメラの回収及び交換の作業のための準備を行いました。NACS-Jの松井が中心になり学生含め6人で山の中に設置されたセンサーカメラを回収します。2人ペアで3組に分かれて回収に向かいます。
私は信州大学の谷川さんと一緒に回収に回りました。最初にセンサーカメラの取り扱いに慣れている平川さんに交換の仕方をレクチャーしてもらい、実際の山に向かうのですが、センサーカメラの設置場所は、GPSの記録と前回の調査票の記録を頼りに探していきます。すぐに発見できたところはよいのですが、しかし、GPSの記録が少しずれている箇所もあり、かつ調査票もコピーが薄くよく見えなかったり、位置がわからず探し回ることもありました。トランシーバーで他の組と状況確認を行いながら安全を確保しながら作業を進めているのですが、時には設置箇所に関して意見を求めることもありました。また、本当にわからない時は東京にいた職員に尋ねることも。
センサーカメラは、広くいろいろな場所に設置されているので、すべての回収を終えると夕方になってしまいましたが、無事予定していたセンサーカメラを回収することができました。今回は同行してくれた学生の皆さんにはたいへん感謝です。
▲松井、木村ペア 三国峠から大源太山を経て赤谷橋まで山道を歩き通します。出発前の元気な様子6:30頃
▲センサーカメラの設置の仕方をレクチャーする平川さん
▲センサーカメラのセッティングをする谷川さん