「防災・減災にも役立つ自然保護」を目指し、職員の救命講習を行いました。
事務局長の鶴田です。
普段から野外での活動が多い、NACS-Jスタッフのスキルアップのため、(公財)東京防災救急協会の方々をお招きし、救命講習を行いました。
心肺蘇生、AED、気道異物除去と、3時間にわたり実技を学びました。
進化しているAEDはとても使いやすく、さまざまなアラートでガイドしてくれるので、初心者でも迷わず活用できる自信がつきました。
自然観察会や自然のさまざまな調査、そして全国のご協力者の皆様方と自然保護活動を進めるスタッフにとって、こうした訓練は、万が一の傷病者への対応に貢献できるスキルにつながります。
これまでも、何回か自然観察指導員講習会のスタッフなどを中心に救命講習を行ってきましたが、
東日本大震災や熊本地震も経て、「自然保護にも活用できるスキルで防災・減災にも役立てることはないか」と考えてきた、事務局有志の働きかけで、
今回は事務系のスタッフも含め22人と、事務局のあるビルのオーナーさんでNACS-Jの法人特別会員でもある(株)ミトヨさんからも社員さんが参加され、共同での受講となりました。
事務局のある地域、それぞれのスタッフの家庭の地域でも役立つときが来るかもしれない救命のスキルとして、社会貢献の意味からも、大切な講習となりました。
事務局のまわりの防災計画や避難ルートの点検なども行い、地形地質から見た、地域の立地なども調べ、こうした「防災・減災にも役立つ自然保護活動」も近々、ツールとなるものにまとめていく予定です。