赤谷の森で「歴史的街道のハイキングマップ」 づくりを始めました
AKAYAプロジェクトでは、「持続的な地域づくり」の一環として、赤谷の森に残る歴史的街道「旧三国街道」の活用に取り組んできました。
地域づくりワーキング・グループが中心となり、2007~8年に、自然らしさ(例えば電線や橋など人工物があるか・見えるか、植生はどんな状態かなど)、歩道の状態、人との出会いの頻度、道標の状況など、総合的な調査をした上で、歩道としての機能について現状評価を行いました。
今回、これらの情報を基に、赤谷の森を訪れる観光客向けのハイキングマップづくりをはじめました。
Aマップづくりには、プロジェクト関係者のほかに、みなかみ町役場、観光協会、地元で温泉宿を営む方など、日ごろ、観光客に接している方々も参加し、一緒に検討しています。
これまでの検討から、旧三国街道の歴史的な魅力や、四季折々の自然の魅力を伝えるために、時期別に複数のマップもつくることにしました。
ある時期に旧三国街道を訪れた方に、別の時期のマップを見せてまた違う魅力を伝えることもできると考えています。
そして、地域住民、一人ひとりが自分の言葉で旧三国街道の魅力を伝えられるよう、春から定期的な現地学習会も予定しています。
マップは完成次第、随時AKAYAプロジェクトのウェブサイトで公開予定です。
ぜひマップを持って「赤谷の森」にお越しください。
(出島誠一/保護プロジェクト部)