下総アクションプラン特設ウェブサイト開設&流山にてワークショップを開催
下総アクションプランは地域に暮らす人が地域の自然の恵み、生物多様性にとって大切な場所(自然とのふれあいの場所)を再発見し、それを守るためのアクションプランをつくり、共有していくことを目標に進めているプロジェクトです。その場所=位置情報を記録し、共有するためのツールとして、特設ウェブサイト、「暮らしと自然のふれあいマップ@しもうさ」を開設しました。
ウェブサイトでは参加メンバーが自分で自然とのふれあいの場所を登録できるようになっていて、記録したデータは誰でも見られるようになっています。
また、流山ではふれあい情報を収集するためのワークショップを7月に開催。地元のさまざまな団体の方に集まっていただき、自分たちが大切と思う自然とのふれあいの場所を地図上に自由に書き出してもらう「マッピングカフェ」というオリジナルのワークショップ手法で実施しました。地図上にはさまざまな自然とのふれあいが記録され、同時にお互いの団体の情報交換ができたり、世代によるふれあいの違いなどが明らかになったりと、有意義な情報共有の場になりました。このワークショップの情報は特設ウェブサイトに掲載しています。今後はさらに多くの人たちからの意見・情報を集め、大切な「自然の恵み」を生み出す場所をまとめた地図を完成させていく予定です。
(小此木宏明/保全研究部)