企業人向けセミナーvol.5
「企業の活動を 生物多様性保全につなげるために」
2010生物多様性条約第10回締約国会議(CBD/COP10名古屋)を視野に入れて
2008年10月8日・15日・24日開催
※本セミナーは終了いたしました!
実践的でリアルタイムな情報を、課題の解決にお役立てください。
NACS-Jは生物多様性保全の方法を研究・実践する組織として、多くの企業の方々から、業務と自然保護に関わる課題への意見を求められてきました。その情報を広く社会にお伝えすることは、ほかの企業の方々にも、日本の自然を守ることにもプラスになると思われ、2003年に「企業の社会的責任としての自然保護」と題した1回目のセミナーを実施しました。
回を重ねるにつれ、「企業が実施した先進事例」「社会貢献だけでなく、CSRとして本業で取り組むにはどうすべきか」を知りたいなどのご要望と、生物多様性への関心の高まりから、このセミナーのテーマも「CSRと生物多様性」に絞り込まれてきました。
2010年にCBD/COP10の名古屋開催が決まったこともあり、企業活動における生物多様性保全の取り組みが注目されています。会議の中でも、企業活動との関係は論点の1つです。しかし日本での取り組み例は、まだ少数にとどまっています。その理由はいろいろですが、「どのような企業活動が、生物多様性保全につながるのかがわからない」という切実な問題があります。これに着目し、本年のセミナーを企画いたしました。
段階を追った多面的な情報低居うにより、企業が取り組む意義や必要性、必然性、具体例を紹介します。この時期、多くの企業がCSRを発表され、今後の事業計画の時期であるため、本セミナーの内容は参考になると思われます。また、業務上の課題をお持ちいただき、参加者全員で解決のアイデアを出し合う時間もご用意します。
本セミナを通し、企業経営やCSRに生物多様性保全が盛り込まれることを目指し、またこのことが各社のCSRの高い評価につながることを期待しています。
■協力 IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)
■対象 企業の経営、環境、CSR、社会貢献ご担当者で、「生物多様性保全と企業活動」についてヒントを得たい方。
■定員 各回とも60名