【自然のちからニュース】NACS-J市民カレッジ シリーズ39「水戸黄門がつくった庭~小石川後楽園と西山荘~」を開催しました!
東京ドームの隣に位置する小石川後楽園は、水戸徳川家2代藩主・水戸光圀が作った庭として歴史に名を刻んでいます。今回の講師・亀山理事長は園内の植生調査をきっかけに、周辺との自然保護問題や文化財指定の取組みなど、約50年にわたってこの庭園とかかわり続けてきました。
話は前半から、光圀が作った江戸当時の小石川後楽園の景観や光圀が庭に込めた想い、明治以後の変遷、今も続けられる復元の努力など、なかなか他では聞くことのできない貴重な話題が盛りだくさん。後半は隠居所・西山荘を糸口に水戸光圀の人物像や生き様にまで話がおよび、自然と歴史両方の面白さを再確認する機会となりました。
参加者の皆さまからは、「文化財の保護、復元のご苦労、その意味など考えさせられた」「歴史や景観保護の視点から“自然”を考える良い機会になった」などのお声をたくさんいただきました。普段、散歩や自然観察で訪れる公園も、その歴史をひも解いてみると、
なお、今回のNカレは三菱商事株式会社のご協力をいただきました。Nカレはこれからもいろいろなテーマで開催を予定しています。次回もお楽しみに!
※Nカ