2014年1・2月号(No.537) 特集:くらしの中にある自然保護
今月の表紙
オオワシ
撮影・解説 渡辺重光
国内で観察できる最大の猛禽類で、世界でもトップクラスの大きさを持つオオワシは、威風堂々とした、実に美しい鳥だ。極東ロシアで繁殖し、越冬のため、日本に南下する。国内最大の越冬地である北海道東部の海を流氷が覆うころ、その姿を数多く観察できる。2月の知床で、流氷のてっぺんから、オオワシが獲物を求め、鋭い眼光で飛び出した。厳しい自然環境を乗り切る力強さを感じる。
CONTENTS
★特集:
くらしの中にある自然保護
あなたは「自然保護」というとどんな活動を思い浮かべるでしょうか?
反対運動や署名集め……などいろいろありますが、日々の暮らしの中にも、自然保護につながる活動はたくさんあります。今回の特集では、今日から始められるさまざまな自然保護活動をお届けします。
★「全国一斉自然かんさつ会」で観察会デビューをしよう。
春の自然に大接近!
ミクロな観察会の開き方
★NACS-J
活動クローズアップ
●リニア中央新幹線環境影響評価準備書に対して意見書を提出しました。
●中池見湿地・北陸新幹線計画 透明性のある委員会と調査になるよう働きかけています。
●辺野古に迫る埋め立て計画の今。
(関連記事:「奇跡の原っぱ」のシンポジウムを開催しました。)
●会員アンケートへのご協力、ありがとうございました !
●一般向け“酒と肴と日本の自然”&指導者向け“デジカメ・絵本使いこなし術”セミナー開催。
★今日からはじめる自然観察
個性豊かな樹皮を見る
冬、樹木の名前を知りたいとき、 遠くから観た木の全体の姿や、葉っぱがあるのかないのか、冬芽がどんな形なのか、そして樹皮の模様もヒントになります。
今回は樹皮に注目します。
★シリーズ 新・生命の輪 46
世界のマリモの起源は日本列島!?
マリモの分布拡大を手伝ったのは誰?
まん丸い形が特徴の北海道阿寒湖のマリモ。実は、北半球に広く分布していることをご存知ですか? 湖の底に暮らすマリモの分布拡大のカギを握っていたのはあの生きものたちでした。
★NEWSハイライト
・福島第一原発周辺の野生動物 ニホンリスから4万3182Bq/㎏
・綾・ユネスコエコパークで胞子の光るキノコ発見
・ヨタカ夜に静かに子育て
★読者の広場
掲示板/お便り/次号予告・新入会員/Nature Navi
★BOOK&PRESENT
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最新号のみご希望の場合、1500円(送料込み)でお買い求めいただけます。お申し込み・お問い合わせは、お問い合わせフォームまたはNACS-J管理部(TEL:03-3553-4101) まで。
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