生物多様性地域戦略の実践実例集が完成しました!
日本自然保護協会では、昨年発行の『ココからはじまる生物多様性地域戦略』に続き、『生物多様性実践事例集』を発行します。
生物多様性の保全には、国家戦略だけではなく現場に近い地域の自治体の役割がとても重要です。今回は、個性ある地域戦略をつくることに焦点を当て、すでに策定された地域戦略での工夫などを日本自然保護協会スタッフによる各地の自治体職員の皆さんへのインタビュー記事でご紹介しています。
ココからはじめる生物多様性地域戦略
「地方自治体・実践事例集」
●発行:日本自然保護協会
●購入・問い合わせ:日本自然保護協会 管理部
Eメール:nature@nacsj.or.jp
Tel:03-3553-4101 Fax:03-3553-0139
●価格:1000円(+税)
●全36ページ
●もくじ
第1章 地方自治体と地域戦略
- 「起点」としての生物多様性地域戦略
- 地域戦略策定と推進を後押しするために必要なこと
第2章 地域戦略の実践事例
- 個性ある地域戦略
- 北広島町(広島県)共通の言葉として「生物多様性は大切」を確立できた
- 加西市(兵庫県)自然を知らない、どんな人にも「分かりやすく」を心がけた
- 綾町(宮崎県)いのち豊かな綾づくりプラン
- 目黒区(東京都)行政と積み上げてきた蓄積で住民主体の地域戦略
- 沖縄県 現状分析から、課題を地域別にていねいに整理
- 愛知県 COP10開催地、独自手法により地域戦略の行動計画を実行
- 長野県 市民参加で県の姿勢を示す地域戦略が完成
第3章 住民参加の役割と方法
- 地域戦略の実行力を高める「市民調査」の役割
- 人と自然の「ふれあい調査」でわかる地域の未来像
- 子どもの目線を活かした「わたしの自然観察路」コンクール
- 市民調査や地域戦略づくりにも活躍する「自然観察指導員」