沖縄県による辺野古の埋め立て承認取消(撤回)を強く支持する声明を出しました
沖縄県による辺野古の埋立承認取消(撤回)を強く支持します(PDF/116KB)
2018年9月1日
沖縄県副知事
謝花 喜一郎 様
公益財団法人日本自然保護協会
理事長 亀山 章
沖縄県による辺野古の埋め立て承認取消(撤回)を強く支持します
2018年8月31日に沖縄県が、普天間飛行場代替施設建設事業に係る「公有水面埋立承認取消通知書」を沖縄防衛局に提出したことを、日本自然保護協会は強く支持します。
対象地の豊かな生物多様性は、国際的にも特筆すべきものです。日本自然保護協会は、1990年に日本政府に対して世界遺産条約を批准するよう働きかけたときから、辺野古を含む南西諸島の自然を日本の宝として保全するべきであると一貫して主張してきました。
日本の宝である辺野古を埋め立てることは、科学的な議論に基づいて検討されるべき事業です。日本自然保護協会は日本政府に対し、沖縄県が下した今回の判断を真摯に受け止め、辺野古新基地建設にかかる作業一切を中止した上で、NGOや科学者・市民と議論のテーブルにつくことを強く求めます。
以上