【自然のちからニュース】日本最高峰の自然保護を称える 「平成28年度日本自然保護大賞」受賞者が決定しました!
NACS-Jは、「平成28年度 日本自然保護大賞」の授賞者を決定しました。IUCN(国際自然保護連合)親善大使でシンガーソングライターのイルカさんをはじめ、日本の自然保護をリードするさまざまな分野の選考委員が、全国から集まった124件の応募(10月末締切)から8つの活動を選出。受賞記念シンポジウムを2017年2月19日(日)に東京の3×3 Lab Future(千代田区)で開催します。
各部門の受賞者と活動テーマ
◇保護実践部門≪具体的な自然保護の実績をあげた活動、研究≫
カナダガン調査グループ(神奈川県) 「日本における大型亜種カナダガンの国内根絶の達成へ向けた活動」
◇教育普及部門≪自然の価値を学び、伝え、広めた活動≫
フィールドソサイエティー(京都府) 「お寺と市民の二人三脚による環境学習活動」
◇地域の活力部門≪自然を活かして地域の活力を高めた活動≫
佐護ヤマネコ稲作研究会(長崎県) 「ツシマヤマネコと共生する農村づくり」
◇自然のちから部門≪災害復興はじめ社会課題解決のために、自然のちからを活かした活動≫
あじ島冒険楽校(宮城県) 「限界集落の社会貢献 昔の子どもたちから未来の大人たちへ」
◇子ども・学生部門≪小学生から大学生まで、子どもや学生が取り組んだ活動≫
青森県立名久井農業高等学校 チーム・フローラフォトニクス(青森県) 「種差海岸におけるサクラソウ保全活動」
◇沼田眞賞≪自然保護に尽力された沼田眞博士の志を未来に伝えていくにふさわしい活動≫
久貝 勝盛(沖縄県) 「学校・地域・行政を巻き込み成功させたサシバ保護活動」
◇選考委員特別賞≪選考委員が特に今後期待する活動≫
大谷里海(まち)づくり検討委員会、大谷地区振興会連絡協議会(宮城県) 「気仙沼市大谷海岸での取り組み~砂浜の存続と防潮堤計画の変更~」 富士通株式会社(神奈川県) 「ICTを活用した絶滅危惧種シマフクロウの生息保全支援」