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【自然のちからニュース】第11回サニエルおやこネイチャーツアー IN 新潟県十日町の開催に企画協力しました!

2016.11.17
活動報告
日本自然保護協会(以下、NACS-J)は、株式会社サニクリーンが主催する「サニエルおやこネイチャーツアー」(9月24~25日、新潟県十日町)に企画協力し、新潟県内の親子20組のみなさんに自然豊かな里山を体験していただきました。秋の自然を思う存分に親子で体験し、自然のおもしろさや大切さを学んでいただき、素敵なネイチャーツアーになりました。

今年で第11回となる「サニエルおやこネイチャーツアー」は、新潟県十日町市を舞台に、昨年度の日本自然保護大賞で教育部門賞を受賞された「十日町市立里山科学館越後松之山森の学校キョロロ」のみなさまにご協力をいただき開催しました。

1泊2日のネイチャーツアー初日、いきなり自然の恵みにノックアウト。棚田でとれた魚沼産コシヒカリの新米を、ぬか釜(籾殻を燃料に使う)で炊いておにぎりに! 自分たちで握ったおにぎりの味は格別に美味しかったです。

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▲鋳物のかまどに籾殻をつめて、火をつけ、羽釜をのせると35分で炊き上がります。

 

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▲自然観察指導員の南雲さんにトノサマガエルの特徴を教えてもらう。
▲稲を刈って、束にして・・・親子みんなで夢中で稲刈り!

 

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▲夜の自然観察。星空は見られなかったけど「本物の暗闇」を体験したり、蛾や鳴く虫、コウモリを観察。

 

 

 

2日目は、NPO法人越後妻有里山協働機構のご協力のもと、廃校の小学校がまるごと美術館になった「絵本と木の実の美術館」で、ブナ林で拾い集めた木の実を、ニカワ(接着剤)を使って菓子箱に貼り付けるワークショップを行いました。親子それぞれ個性の表現された思い出の作品ができあがりました。

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▲菓子箱に貼り付けた木の実たちの作品。みんな大切に持っておみやげにしました。

 

十日町は新潟県内のなかでも豪雪地。ブナ林と棚田に象徴される里山は、希少種も多く、外来種やシカやイノシシなどの被害の少ない本来の里山の姿がまだ残されています。そんな地域の秋の自然を思う存分、親子で体験することができ、自然のおもしろさや大切さを学んでいただきました。

このような企画協力の機会を継続的にいただいている株式会社サニクリーンのみなさま、また現地をガイドしていただいたキョロロやNPOのスタッフのみなさまに御礼申し上げます。どうもありがとうございます。

※ 詳しい当日の様子などはコチラをご覧ください。

サニエルおやこネイチャーツアー

 



公益財団法人 日本自然保護協会

自然のちから推進室 担当:大野

TEL:03-3553-4101 Mail : shizen@nacsj.or.jp

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