木を切る自然保護、綾で見本林を設定します。
エコシステムマネジメント室の朱宮です。
6月24日は綾プロの調整会議でしたが、以前から復元の状態がわかる見本林がほしいという話があったのですが、国有林は町から近い場所に一般の方が見に行けるよい人工林がないため、県有林ではどうかということで、今回2カ所の県有林をメンバーで見ました。
近接した2カ所ではありますが、間伐の仕方は異なっていて、1カ所は通常の方法で稚樹を残さず伐採した場合、もう一つはできるだけイチイガシやコジイなど林冠木を残すように間伐を行った場合です。
下記に写真を示しました。
県の説明によると口頭説明の段階ではできるだけ後継樹を残すように依頼をしたが、業者によっては技術的に難しいこともあり、このようになってしまったとのこと。稚樹を残さず伐った場所は昨年、残した場所はすでに7年近くが経過していますので、単純な比較はできないのですが、見本林として経過を観察するにはよい対照区になると思います。
▲見学前に県の担当者から説明
▲稚樹を残さず間伐した場合
▲稚樹をできるだけ残した場合