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自然しらべ海辺で花しらべ! 砂浜教室.神奈川県の三浦半島の三戸浜海岸へ

2016.07.27
活動報告

損保ジャパンCSOラーニング制度でNACS-Jでインターンをしている

東邦大学3年、佐川裕次郎です。

 

7/24に「自然しらべ海辺で花しらべ!」の砂浜教室で、神奈川県の三浦半島の三戸浜海岸へスタッフとして出かけてきました。

中田康隆さん(東京大学大学院博士課程)を講師にお迎えして、読売KODOMO新聞の7/7の海岸植物の記事を読んだ15名の親子を参加者に実施しました。

 

海水浴客を横目に砂浜に繁茂する海岸植物に目を向けた参加者は、10種類を超える、たくさんの海岸植物を見ることができました。

また太陽光によって高温になる砂浜でも、陸側から流れてくる地下水と、海水が砂浜の地中に染み込んで湿っていることを、地下に深く伸びた海岸植物の根を観察することで実感しました。

 

海岸植物は、潮風などの影響に耐えるため、葉に毛を生やしたり表面を粗くするといった砂浜独特な形態を持つことなどを、参加者の方と共有できたことは大事だと思いました。 

普段は海水浴を目的として砂浜にやってくるので、海岸植物の存在に気が付かないことがほとんどだと思います。ですが、日頃は見落としていた存在が、実は砂浜の環境を維持していく上で重要な存在であるということをお伝えすることができた、砂浜教室がそんな観察の機会となったように感じました。

 

*ハマゴウや、ネコノシタなどは、いまが見頃。自然しらべにぜひご参加ください!

自然しらべ2016海辺の花しらべ!特設サイトはこちら
https://www.nacsj.or.jp/project/ss2016/index.html

 

写真:講師をしてくださった中田康隆さん(右から3人目)。青い花がみごとなハマゴウは、小さいけれど木の仲間。カラカラの暑い砂浜に生えていますが、伸びた根の先は、しっかりと湿った砂に届いていました!


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