シンポジウム開催「沖縄の自然と人の暮らし ~名護市東海岸を事例に~」
米軍基地建設でゆれる沖縄島東海岸。絶滅危惧種であるジュゴンがすみ、新種や希少種が数多く発見される生物多様性の高いサンゴ礁が広がっています。人々も、このような多様な環境をうまく利用し、暮らしてきました。
今回のシンポジウムでは、人と自然とがどのように関わり暮らしてきたのかに焦点をあて、辺野古の埋め立てが進んだ場合に何が失われるのか、今後私たちはどのように自然と付き合いながら暮らしていくべきか、じっくり考えてみたいと思います。
20160709シンポジウム案内チラシ(PDF/1MB)
スピーカー:
- 「辺野古・大浦地域における「場」の多様性の重要性~地理学からの視点~」
中井達郎(国士舘大学・地理学) - 「海辺のくらしと自然とのつきあい方~沖縄県・嘉陽の住民と変動する海岸~」
保屋野初子(環境ジャーナリスト・星槎大学共生科学部) - 「ジュゴンの海に抱かれて~大浦湾沿岸地域の暮らしと基地建設~」
浦島悦子(フリーライター)※ - 「世界に誇る辺野古・大浦湾の海」
安部真理子(日本自然保護協会)
パネルディスカッションコーディネーター:辻村千尋(日本自然保護協会)
主 催:日本自然保護協会
※※このシンポジウムはプロ・ナトゥーラファンドから助成をいただいています。
※浦島悦子さんは鹿児島県出身
1990 年より沖縄在住。著書:『やんばるに暮らす』『シマが揺れる』『みるく世や やがて 沖縄・名護からの発信』など
事前申し込み・問い合わせ先:
自然保護協会 (担当:萩原・辻村)
メール:umi@nacsj.or.jp
電話:03-3553-4103