NACS-J市民カレッジin愛媛 初の四国開催!
経営企画部の高津です。
12月4日(金)、NACS-J市民カレッジ シリーズ28「今改めて知る、生物多様性という言葉の奥深さ in愛媛」を愛媛県美術館(松山市)で開催しました。Nカレ史上初の四国での開催です!
「生物多様性」という言葉は知っているけれど、わかるようでわからない…。そんな「生物多様性」という言葉をNACS-J国際担当の道家が解説。愛媛県内の会員様をはじめ多くの方々にご参加いただきました!!
1時間弱の講義の後、会場からは、
「生物多様性の理想の状態はいつを基準に考えればいいの?」
「企業としてできることは?」
などなど、さまざまな質問をいただきました。皆さん、本当に熱心にお話を聞いてくださり、少々時間が足りなかったのではと思うほどでした。
第2回があればまた参加します!!との嬉しいお声もいただき、平日のお忙しいなかご参加いただいた皆さま、本当にどうもありがとうございました。
予算の制約などもあり普段は東京での開催が多くなりがちなNカレですが、トヨタ自動車株式会社様のトヨタ環境活動助成プログラムのご支援で今年から全国で開催することができています。これからも、全国各地で開催していければと思っています!!
さて、翌12月5日(土)は、同県西条市で開催された「第5回四国生物多様性会議in西条」では、道家が「生物多様性 その基礎から日本・世界の動きまで」というテーマで講演、NACS-Jもブース出展をしてきました。
四国4県の自然保護関連40団体が出展し、約160人が参加。皆さま熱心に道家の話を聞いてくださいました。
ご当地ならではの濃厚で美味しいみかんとジュース、いのししカレーなども提供され、四国で活動するたくさんの皆さんとの出会いもありました。Nカレでも大変お世話になり、翌日のこのイベントでも事務局を担当された「NPO森からつづく道」の皆さま、本当にお疲れ様でした!!
続いて、12月6日(日)は、前日のイベントの続きで、エクスカーション「神秘のシダ・コケ・ミステリーエコツアー ~限界集落のもう限界ツアー」と「うちぬきウォークラリー・環境ウォーク」にも参加。
人の住まなくなった廃集落をめざし、約80種類のシダを観察しながら山を登るツアー。
昔の鉱山の坑道に続く道を藪こぎしながら河川近くまで下り、美しいモスグリーンのコケを観察したり、、、、
石鎚山系の伏流水・うちぬきの恵みを受ける西条市中心部を、以前会報『自然保護』にもご登場いただいた山本貴仁さん(西条自然学校)による解説を受けながら自然観察を行いました。
石鎚山系をバックに撮影。小川のように見えますが、源流は街の真中からあふれる泉!学びがたくさんの3日間、お世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございました。