辺野古の海の生物多様性を伝えるシンポジウムのお知らせ
保護室の萩原です。
沖縄県辺野古の普天間飛行場代替施設事業を巡り、連日のようにニュースが報道されています。
報道のとおり、この事業には多くの問題があります。
しかし、まだまだ知られていないのが、辺野古を埋め立てることによる自然破壊の大きさ深刻さです。
辺野古・大浦湾とは、いったいどんな場所なのか。
文化人類学者、地理学者、生物学者、ジャーナリストがこの海を、それぞれの観点からご紹介します。
なぜ、辺野古の海を埋め立てることが問題なのか。
この海域を10年以上調査をしてきた日本自然保護協会が、自然保護にフォーカスして、この計画がもたらす意味をみなさんと一緒に考えます。
<辺野古の海の生物多様性を伝えるシンポジウム>
【開催要項】
日時:2015年9月13日(日)13:30~17:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス(外濠校舎306号室
定員150名 参加費:資料代500円
主催:公益財団法人 日本自然保護協会(NACS-J) 後援:法政大学文学部地理学科
※最寄り駅:市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分)
【お問い合せ・参加申込先】: 日本自然保護協会・保護室 TEL:03-3553-4103
Eメール:umi@nacsj.or.jp (スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください。 )
※当日受付もいたしますが、資料・会場準備のため事前申し込みにご協力ください。
プログラム
■基調講演
●「誰がジュゴンを語るのか~ジュゴンと人との関わり」
吉川秀樹/沖縄・生物多様性市民ネットワーク
●「沿岸地域自然環境の保護における場の多様性の意義~沖縄島・辺野古大浦湾を例に~」 中井達郎/国士舘大学ほか
●「市民参加調査から見えてきた辺野古・大浦湾の自然環境の重要性」
吉田正人/IUCN-J会長、筑波大学大学院
●「世界に誇る辺野古・大浦湾のサンゴ礁の海」
安部真理子/日本自然保護協会
■パネルディスカッション(コーディネイター:吉田正人)
パネリスト:吉川秀樹、中井達郎、安部真理子、まさのあつこ(ジャーナリスト)