自然しらべ2015砂浜ビンゴ! に参加しよう! ツルナが賀茂十一野菜に。
保護室の萩原です。
日本全国には、先人が残した言い伝えや歴史的な習慣が色濃く残っている地域もあります。
たとえば、海に囲まれた静岡県の伊豆半島の南部には、古くから野草や海岸植物を食用としてきた歴史があります。自生している植物が食べられ、また非常用の食料としても使われてきて、今に伝承され続けています。
そんな植物の中から、野菜のように利用されていたと思われる、この地域の代表的なものを11種類選び「賀茂十一野菜」と命名したそうです。(平成13年に伊豆農業研究センターで命名されました。)
今年、自然しらべでしらべている「ツルナ」をはじめ、「ハマダイコン」「オカヒジキ」「ボタンボウフウ」など、食べると美容にも良いといわれている植物などもあげられています。
「賀茂十一野菜」ページ(静岡県)
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-840/kamo11yasai.html
※植物の写真と共に料理方法、歴史的な経緯なども掲載しています。
海岸植物も海辺の地域の食生活に、密接に関わっていたことがわかります。みなさんの地域でも、どのように海岸植物が使われていたか(食べられていたかなど)、地域の人やお年寄りに聞いてみるのも、楽しいかもしれません。
自然しらべは、「みんなで見ればみえてくる」という言葉を合い言葉に、全国のみなさんと実施する日本の自然の健康診断です。ぜひ、あなたも参加してみませんか?詳しくは下記のページをご覧ください。
自然しらべ2015砂浜ビンゴ
https://www.nacsj.or.jp/project/ss2015/index.html
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