自然しらべ 砂浜ビンゴをやってみよう! オカヤドカリ
保護室の萩原です。
みなさん、こんにちは!インターンシップ生の法政大学文学部地理学科の松川です。今回は、オカヤドカリやヤドカリについて語らせていただきます!
みなさん、オカヤドカリやヤドカリはもちろん知っていますよね?カニやエビと同じ仲間の生きもので、巻貝などの貝がらに住んでいます。背中の貝は自分が作ったものではなく、自分で他の貝などの貝がらを選んで拾って使うものです。中にはイソギンチャクを背負っている仲間もいるそうです。
ヤドカリは、漢字で「宿借」と書きます。名は体を表すというのにピッタリな漢字ですね。ヤドカリの鋏脚(カニでいうとハサミの部分)は左右対称ではない種類が多いということは知っていますか?見たことないから知らないって人が多いと思いますが、大きい方の鋏を使って天敵に襲われた時などに巻貝の入り口を塞ぎ身を守るのです。
最近では、海岸や近海で人間のごみが漂流することもあり、ヤドカリが巻貝ではなくペットボトルのふたやプラスチック製品を背負っていたりするそうです。なのでみなさん、ヤドカリたちのためにも、自然環境を守っていきましょう!