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衆議院第一議員会館大会議室で「辺野古の海を守る緊急シンポジウム」の2日目(2015年4月14日)を開催しました

2015.04.15
要望・声明

icon_hagiwara.jpg自然保護室の萩原です。

7日に続き、14日も衆議院第一議員会館大会議室で「辺野古の海を守る緊急シンポジウム」の2日目を開催しました。

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はじめに、自然保護部の安部真理子から、次々と新種が発見される豊かな海である辺野古の埋め立て予定地周辺の環境を保全することの重要性を紹介しました。

また、環境アセスメント後に判明した市民による科学的な調査で判明した事実である埋め立て予定地内外でジュゴンのはみ跡が高頻度で確認されたことや、埋め立て手続きについての問題点を紹介しました。

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原井一郎さん(自然と文化を守る奄美会議・副代表)からは、世界自然遺産登録を目指す奄美大島で行われている、辺野古の埋め立てに使われるとみられる土砂採取の現状が報告されました。

土砂採取によって、奄美大島の住民の生活が脅かされている現状と、その作業によって「良好なサンゴ礁の海」に赤土が流れ込むようになり破壊されつつある深刻な状況が報告されました。(写真:原井一郎さん)

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続いて、環境省からのヒアリングでは、亀山理事長より「わが国の自然保護問題だけではなく、世界の自然保護問題として捉える必要がある。」とこの問題の重要性を強調しましたが、

環境省からは「普天間飛行場代替施設建設事業」の事業者である防衛省が適切に環境アセスメントを進め環境保全を行うものと認識している、ということが述べられるにとどまり、現在の辺野古がおかれている状況への言及は得られませんでした。

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シンポジウムの終わりに、湯浅一郎さん(環瀬戸内海会議顧問)から、このままの状態では、日本は立派な環境関連法規や環境アセスメントの制度が整っているにも関わらず、実際に環境が守られない状態が続くことで、「環境保全ができない国」であると諸外国から見られてしまう可能性も指摘され、「生物多様性基本法」の立法趣旨・精神にのっとり、環境省はその業務を進めるべきとの意見が出されました。(写真:湯浅一郎さん(環瀬戸内海会議顧問)

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当日は、平日の昼間にもかかわらず60名を超える参加者と共に、赤嶺政賢事務所、田島一成事務所、糸数慶子事務所、山本太郎事務所の各議員秘書の方をはじめ多くのメディア・報道関係者から参加がありました。

この様子は、15日の新聞でも報道されました。

こうした自然保護運動には多くの方々の支援が必要です。是非、ご支援ください。

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報道

わずかのべ10日間の調査の結果で(2008~2009年)、61科241属496種の十脚甲殻類が得られ、少なくとも36種の未記載種および25種の日本初記録が含まれています。(藤田ら 2009)
著しく高い生物多様性を擁する沖縄県大浦湾の環境保全を求める19学会合同要望書 (2014.11.11)

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