行政向けに、生物多様性をふかーく知る講演を行いました。
保護・研究部の道家です。
7割の都道府県が生物多様性地域戦略をつくるなか、市町村にもその策定の動きが広まっています。そのさきがけの一つ横浜市は、生物多様性横浜行動計画(愛称 横浜bプラン)を2011年度に策定。この度、その横浜bプランの改定を行いました。多分、市町村レベルで地域戦略を改定した初の事例です。
「生物多様性横浜行動計画(ヨコハマbプラン)を改定しました!(平成27年2月3日)」
横浜市はISO14000の行動計画の一環として、生物多様性に関する行動を各部署行うよう位置づけるということをしており、それが生物多様性を環境部局にとどめず各部署に広めるきっかけを作り出すという”戦略”を展開しています。
2月9日、行政向け「生物多様性研修会」の講師として「生物多様性について、じっくり、ふかーく学ぶ」講演を行いました。参加者はなんと82人。土木や公園管理、市の環境研究のなど直接関係の深そうな方もいましたが、財務や市内の区役所から来られた方もいたようです。
へその多様性の話(!?)から、ニホンウナギ、地域戦略まで、生物多様性と自身の仕事との接点を発見できるようなキーワードやヒントをちりばめたこともあり、「楽しみながら講義を受けることができました」というご感想をいただきました。