セミナー「観察会の道具箱」シリーズの様子をお伝えします。
教育普及部の小林です。
セミナー観察会の道具箱シリーズの様子をお伝えします。
1月30日に「明日から役立つ生態学」を満員御礼で開催しました。
積雪にも負けず赤提灯の誘惑にも負けず、参加していただいた方、ありがとうございました!
普段はなかなか学ぶ機会のない生態学の基本についてみっちり講義して頂き、観察会での工夫もお話頂きました。
自然観察ではお花や昆虫などの個体に注目しがちですが、お話を聞いていて、やはり自然は他との関係の中で必然的に生きているんだな、と改めて自然の素晴らしさを感じました。
参加された方はぜひ、今回の内容を意識して観察してみましょう!
そして、もしその中に秘められた「自然のしくみ」を発見したら、お友達にも教えてあげましょう☆
▲講師の後藤さんが絵を担当した書籍『絵でわかる生態系のしくみ』にイラスト付きのサインをされているところ。集中して絵を描く講師の瞳は少年のように輝いていました!)
2月7日には「わかりやすい!おもしろい!自然観察会で絵本を使おう」を満員御礼で開催しました!
今回は東京都公園協会との共催で、日比谷公園が会場。講師は自然観察指導員講習会でもお馴染みの植原彰さん(乙女高原ファンクラブ・ NACS-J理事)。
絵本は自然についての説明が「あり過ぎず」かつ「興味をもってもらえる」ので自然観察会との相性がとてもよいとのこと。
観察会での絵本の使い方のコツを実際に見本を見せてもらいつつ、講義と野外で学びました。
お話を聞いていると、対象が子どもでも大人でも、自然観察会で絵本を使わないのはもったいないのでは、感じました。
観察前にワクワク感を持ってもらうためにオススメの絵本、図鑑的に使う絵本…など講師が選ぶ推薦図書も50冊以上が紹介されました。
笑いあり、涙あり(絵本の内容に!)のセミナー、みなさん熱心にご参加いただきありがとうございました!今回の学びを、今後役立てていただけ ること、期待しております。
〜〜〜NACS-J会員の方へ朗報!!〜〜〜〜〜
NACS-Jの下記会員専用ページに掲載しました!
閲覧するには、最新の会報『自然保護』の表紙裏のIDとパスワードを入力してください。下記WEBサイト内の「ひとと自然をつなぐ魔法の道具 絵本」、「ひとと自然をつなぐ魔法の道具~絵本 Book List」、「明日から役立つ生態学」 をクリックしてダウンロードしてください。
観察会をする方におさえておいて欲しい生態学の基本についての資料と、絵本については個人で900冊以上の絵本を持っている講師が観察会にオススメする推薦図書リストと、その活用方法が紹介されています。ぜひご活用ください。
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