2015年1・2月号(No.543) 特集:愛知ターゲット中間評価発表!
今月の表紙
ニホンザル
★会報フォトコンテスト優秀賞★
撮影・解説 下釜 新次郎
大阪府にある箕面の滝を撮影していると、1頭の野生猿が山から出てきて木の上からあたりを見回しながら、食べ物を持っていそうな人間を物色し始めました。 すぐ近くに「猿に餌を与えないでください」の看板があるのですが、滝を見に来ていた母子がサルに餌を投げ与え始めました。母子には悪いと思いましたが、「餌をやったらあかん」と注意しました。母親の方は少しムッとしていましたが、ルールとマナーは守るべきだと心から思います。
CONTENTS
★お正月特別企画 ★
お雑煮の多様性と生物多様性
★特集★
愛知ターゲット中間評価発表!
NACS-J活動クローズアップ
●新年のごあいさつ
●赤谷の森で侵入初期段階のニホンジカの予防的な対策の検討を始めました。
●辺野古の埋め立て計画を何とか止めるため、あきらめず活動を続けています。
●ラムサール条約湿地・中池見湿地で保全・活用計画策定を進めています。
●IUCN世界公園会議の参加報告。保護地域の主役は、国から市民・地域住民にシフト。
自然を守るあの手この手
★今日からはじめる自然観察★
冬芽の寒さ対策
冬になると、常緑樹も落葉樹も冬芽をつくって春を待ちます。葉が落ちて皆同じように見える落葉樹も、枝をよく観察してみると、とても美しく豊かな表情を持っています。今回は落葉樹の冬芽を観察してみましょう。
★シリーズ 新・生命の輪 52★
枯死木を取り巻く生物多様性
森の中にひっそりとたたずむ枯死木。よく見るとたくさんの生きものであふれています。この枯死木と生きものたちの関係が、少しずつ明らかになってきています。
★NEWSハイライト★
★読者の広場
★BOOK&PRESENT