patagonia提供の、ダム撤去の取り組みを記録したドキュメンタリー映画が公開されます。
広報・編集部の岩橋です。
9月17日(水)、パタゴニアが提供し、創業者のイヴォン・シュイナードが制作責任者を務める映画『ダムネーション』の先行試写会にお邪魔しました。
川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供せず、維持には高い経済的なコストがかかるダム。
本映画は、アメリカにおいて、「ダムを建設して増やしていくこと」が主流だった50年前から、「ダムを撤去する」という選択肢へと移り変わってきた現代までを、川の自由を求め続けてきた様々な活動家に光を当てて追いかけたドキュメンタリー。
パタゴニア日本支社の環境プログラムディレクターであり日本自然保護協会の篠健司理事からはこの映画に対する熱い想いが語られ、パタゴニア日本支社でも、熊本県球磨川の瀬戸石ダムの撤去、愛知県長良川の長良川河口堰の開門、北海道サンル川のサンルダムの建設中止を求めて活動していくと力強いお話しもありました。
10月4日(土)には愛知県名古屋市でも特別試写会があり、日本自然保護協会の保屋野初子理事も参加するトークイベントも催されます。公開は11月22日(土)より渋谷アップリンク他にて。詳しくは下記URLをご確認ください。