第490回自然観察指導員講習会を開催しました!
教育普及部の幸地です。
ご報告が遅くなってしまいましたが、7月の26日~27日の1泊2日で「第490回自然観察指導員講習会・東京都青梅市」を開催しました。
定員60名のところ、当日は39名の参加とやや人数は奮わなかったのですが、人数が少ないため受講した皆さん同士、それからスタッフと受講者の間でも密に交流ができました。
若い方も比較的多く、大学の定期試験を控えながらも講習会に参加してくれた方や、NACS-Jからの案内を見て他の仕事をキャンセルしてきてくださった方など、情熱的な受講者が多く、熱気のある2日間になりました。
▲実習中は皆真剣ですが、雰囲気は和やかです、(撮影:大澤真)
▲大きな木と小さな木を観察して、森の構造を考えます(撮影:大澤真)
▲森の下に広がる生きものの世界を実習で観察します。
すでに秋の兆しが見えてきた今と違って、当時は夏の盛りに向けてどんどん暑くなる時期でした。
屋外での実習は、1日目がカンカン照りの中でしたが、2日目にある講習会の醍醐味である「ミニ観察会」の時には、西の方から怪しい雨雲がだんだんと近づき、なんと途中で非常に激しい雷雨に見舞われました。
ですが、天気予報をチェックして予め激しい雨を見越して時間をやり繰りしていたため、無事に全員が屋外で実習を行うことができました!
天候を考慮してスケジュールを変更することもあるという、自然観察会のひとつの運営方法も受講者の皆さんにお見せできたかな?と勝手ながら振り返っています。
受講した全員が、自然観察指導員として新たに登録をしました。
またどこかのフィールドやイベントで、お会いできることが楽しみです。
この場を借りて、ご協力いただいたスタッフの皆さまにもお礼申し上げます。ありがとうございました。
NACS-Jは、これからも自然観察指導員の皆さまと一緒に、「自然観察からはじまる自然保護」を行います!