2014年7・8月号(No.540) 特集:ANNUAL REPORT NACS-J年次報告2013.4-2014.3
今月の表紙
中池見湿地とミズトラノオ
撮影・解説 福田 真由子(NACS-J)
ミズトラノオは湿地や溜池のほとりなどに生えるシソ科の多年草で、8~10月に淡紅紫色の可憐な花を咲かせます。各地で絶滅が心配されていますが、撮影した中池見湿地(福井県敦賀市)では多くの群落を見ることができます。ここでは、豊かな水環境を基礎として、ミズアオイやデンジソウ、ヘイケボタルなどたくさんの生きものが生息していますが、現在湿地の一部を通る北陸新幹線の路線計画があり、生態系の破壊や水環境への影響が心配されています。
CONTENTS
★特集★
ANNUAL REPORT
NACS-J年次報告2013.4-2014.3
日本の自然を半世紀以上見つめ、自然のしくみを尊重する社会づくりを目指してきたNACS-J。
皆様のご寄付・ご支援により、2013年度も多くの活動を進めることができました。主な活動内容を、まとめてご報告します。
たくさんのご支援ありがとうございました!
★NACS-J活動クローズアップ★
●群馬・三重・栃木・鳥取・千葉・京都・埼玉で
自然観察指導員講習会を開催!
★今日からはじめる自然観察★
赤とんぼさがしに出かけよう!
この夏は「自然しらべ2014 赤とんぼさがし!」を開催しています。
赤とんぼは普通、アカネ属のトンボを指します。
実は赤くないアカネ属のトンボもいて、見分けは少し難しいですが、ぜひご協力ください。
★シリーズ 新・生命の輪 49★
環境を変える生態系エンジニア
アメリカザリガニが振るう猛威のしくみ
・50年前の小学生の自由研究が活躍 山中湖には2種類のマリモがいた
・東北防潮堤と海岸法改正を「環境女子」が考える!
★読者の広場
掲示板/お便り/次号予告・新入会員/Nature Navi
★BOOK&PRESENT
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