沖縄・辺野古で50本以上ものジュゴンの食み跡が発見されました。
保護・研究部の安部です。
先日、沖縄・辺野古で新たなジュゴンの食み跡が確認されたことをお伝えしました。
6月18日に北限のジュゴン調査チーム・ザンにより、同じく辺野古キャンプシュワブ沿岸およそ50メートルの場所にて、1ヶ月以内のものとみられる50本以上のジュゴンの食み跡が発見されました。
本日の昼のニュースで動画で配信されていますので、ぜひご覧ください。
●琉球朝日放送:ジュゴンの食み跡多数見つかる(動画)
●沖縄タイムス:辺野古沿岸の海 多数のジュゴン「食み跡」
補正後の環境影響評価書ではこの海域の藻場はあまり利用されておらず、埋め立ての影響は小さいとされていますが、3年連続の確認で、ジュゴンの餌場として頻繁に使われている重要な場所であることが分かりました。
6月1日に実施したNACS-Jと北限のジュゴン調査チームザンらとの調査でもジュゴンの食み跡を確認しています。
◆沖縄タイムス:辺野古サンゴ良好に生息 ダイバーら調査
◆琉球新報:大浦湾のサンゴ「良好」 埋め立て予定海域を調査
いつまでもジュゴンがいる海を守りたいと思っています。
▲ジュゴンが海草を食べたとみられる跡=18日、名護市辺野古沿岸。写真提供:北限のジュゴン調査チーム・ザン(http://teamzan.ti-da.net/)