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nacsj

沖縄出張に行きました。

2014.05.08
活動報告
icon_abe.jpg 保護・研究部の安部です。
 
今年4月末の沖縄は天候が安定せず、4月27日(日)に予定していた大浦湾リーフチェックも悪天候により来月に延期になりました。
 


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29日(火)にはNPO法人エデンプロジェクトのお招きいただいて、辺野古・大浦湾の自然環境の問題について胡屋バプテスト教会でお話しする機会をいただきました。30名の参加があり、埋立土砂調達の問題やジュゴンのことなど、多くの質問をいただきました。
(→写真:エデンプロジェクトの東平風さんとご一緒に。)
 
今回の出張では5月末と6月上旬に那覇と名護で予定しているシンポジウムについて関係者と打ち合わせを行いました。
 
そしてNACS-Jのプロジェクトサイトに関わる沖縄県北部土木事務所、自然保護課、環境政策課などの4月からの新任の方たちと意見交換を行いました。テッポウユリの季節は異動の季節でもあります。
 

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▲テッポウユリが満開でした(沖縄市運動公園内にて)。

 
出張期間中に新たな沖縄市長として自民党公明党推薦の桑江朝千夫氏が当選したことがわかりました。
桑江氏は辺野古移設を容認し、泡瀬干潟については1区の埋立完了後に2区へ拡大、つまり90年代当初の計画通りに埋立の計画を戻すということです。この案が実現した場合にはNACS-Jが泡瀬干潟を守る連絡会などの団体と調査や活動をしてきた結果として勝ち取ってきた埋立面積の縮小(=1区のみの埋立)を覆されてしまうことになります。
 
今後とも気を抜かず、逆転を狙い、前向きに活動を進めます。
 

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▲泡瀬干潟では、天気の良い休日に、多くの人たちが貝やアーサなどを採りに来ている様子が見られます。この人たちがいる場所こそまさに2区。1区のみならず2区まで埋め立てられてしまうと、このような海の恵みを受けることが難しくなります。
 

20140508mizuagesakana_R.JPG←泡瀬漁港に水揚げされた魚たち。干潟の埋め立ての拡大は漁獲にも影響を及ぼすことでしょう。
 

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